2010年11月18日木曜日

劇場版交響詩詩篇エウレカセブン

これって、、、
技術はあっても脚本が徹底してダメ。テレビ版の再構成したかったのはわかった。でもさ、ダメでしょ。あれならテレビのほうがよかった。嫌な感じはあったのだけど。残念。

2010年11月4日木曜日

機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー

守備範囲を何となくファーストからゼータくらいまで、行っても逆襲のシァアまでだな、と自認している人間にとって、ずっと空白となっていた作品。一年戦争からゼータまでを繋ぐ期間、ティターンズ誕生の瞬間を描いたものだったのね。
何故男は戦うの?そこまで?という台詞は、筋肉系を夢見る男がが考える可愛い女の常套句なんだが、これは一体どこから生まれたのだろうか。事実?じゃないよね。男には男の世界があるのさ(そしてそれは戦う世界だ)、と言いたいけど言えない戦えない男が、やっぱり戦うよりモテたい。自分はあんまり戦えないけど、モテつつ戦う主人公(そして自分)に向かって、何故男は戦うの?と涙ながらに叫んで欲しい。戦う男(オレ)の、モテの象徴として。と、戦えなくてモテない男がアニメ作ったり消費したりしてるのが気持ち悪い。それじゃ同性愛くらいまでは踏み込めよ、と武士道は言うのだけど、まったくその通りと思う。

牙狼〈GARO〉〜RED REQUIEM〜

深夜のテレビシリーズから四年。なんと映画になるとは思わなかった。誰が見るの?誰がお金出したの?と不思議でならない。が、私もワクワクして見に行ってしまった。気持ちは「また雨宮監督がなんかやらかした!」というもの。でも見世物興行としては、このきっかけだけで十分。インターネットがこれだけ発達したのに、期待感だけで見に行けて、なんだか満足出来る数少ない監督。この監督と、この監督が使うスタッフにはお金を落としたい!とつくづく思う。日本の職人さんに愛を。
で、肝心の中身だが、ほとんどこれまでで言い尽くした。日本の映像会、得に特撮業界に占めるこの人の位置は大きいな、という感想。あと差分としては二つ。この人舞台、舞踏好きね。その辺塚本監督と共通するものがある。世代も同じかしら。それから、女の子が可愛くてよかった。得にゴスロリの松山メアリ。でもあの衣装と化粧が違うと、全然可愛くない。これはとても残念。