結論出さずに安易にも走らず、日々の精進があるだけで、つらいけど選択したんだから前向きにやろうよ。というのはこの脚本家のいつものこと。ただ、テーマの出し方がストレートなので、そのままだと青臭いことになってしまう。今回はとにかく渡辺いっけいだったかなと思う。この人が、寓話とか、端から逃げを打った脚本に、血を通わせた。優秀なプレーヤーは、一人で現場を変えるという好例。それにしても、わかりあうことが難しい殺人鬼との非暴力的な宥和を、何十年かけてもいいから一人でやってね。たまに歌うたうからさ。というのはさすがに大魔神がかわいそう。
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