そして、それで大まかな方向性や質が伝わってしまうようにも思う。
GAROとか、後の作品でやりたい事をほぼ、モチーフとして突っ込んだ感じ。
阿部ちゃんが若くて、ああ、まだダメな時期なんだなあ、と思った。
吉野沙耶香がまだ子供で、思わず最近のセミヌード写真を確認したりした。
お金のかけどころが面白くて、とにかくかけたいところにかけられるだけかけて、
後の部分がどれだけ安っぽくなってもいいという考え方。
多分この人にたくさんお金を与えると、与えられた範囲で最大限のお金を
やっぱりかけたいところにだけかけると思う。CGとか。
そういう監督で、この人のおかげで潤っているセグメントが確実にあって、
全体感はともかく、製作者の尊崇を集められる部分が確実にあるという、
そんなものばかり作っている監督。
恐らくキャシャーン(紀里谷和明監督)の衣装は、この作品内の宇宙人衣装の色違いだし、
仮面ライダー響鬼の「音叉」はここで言えば「タオ」だし。とか、そんな感じ。
作品そのものよりも、そんな周辺がいやに気になる映画だった。
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