ストレンヂア 無皇刃譚 。
三船敏郎というか、黒澤明のエンタテイメントをやりたかったのだろうと思うけれど
残念。ものすごい技術力だとはおもう。アクションの見せ方もすばらしい。
でもね。話が在り来たりすぎて、キャラも使い古された類型ばっかりで面白みナシ。
外国人を絡めたのが新味なのかな。それなら、「雷火」の方が道具立てとしてはまだ可能性がある。
細かな演出もね。最後の戦いの最中、敵味方の刀が入れ替わって、
鍛え抜かれた日本刀に対し海外製の刀がガタガタになって折れる。
でも、最後に勝つのは折れた刀を握った主人公だ。
とか、そういう、なんていうか作り手の余計な恣意ばっかりが
前面に出て、退屈に見えてしまった。
2008年8月3日日曜日
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